設計の3次元化は進んでいますか？3次元CAD を導入する企業が増えつつあり、これからは2次元CAD では3次元CAD を使用している競合に勝つ事が難しい時代に突入していきます。本クラスでは、まず3次元化が進まない原因を列挙します。
原因の一例、
サイバーエース
渡邉 将威 氏
2010年サイバーエース設立。現在は3D CADの導入・運用支援（基礎講習・発展講習・QA サポート・運用コンサル・データ管理製品導入コンサル）・3D モデル作成・3Dプレゼン動画作成などを行っている。2000年にCAD サポート会社に入社し、InventorはR4から、Vaultは3、AutoCAD Mechanical はR6から使用。
2006年 オートデスクのデータ管理製品導入コンサルの資格を日本で最初に取得。2008年度 Best Partner of the Year Special Award for Consulting 受賞。
Autodesk Inventor ユーザ会は、多種多様な企業のInventor ユーザが運営を行ない、日本全国の会員との交流や会員の声を開発元のAutodesk 社へ届ける活動を進めているAutodesk 社公認の組織です。 当ユーザ会には、会員から毎年100件を超えるInventor への要望リスト【Wish List】が集まりますので、Inventor を利用する人が抱えている問題に日々向き合っています。本クラスでは、そうした実際の設計業務でInventor を使うための工夫や泥臭い実話を交えて本当に「使える」情報を紹介します。
Autodesk Inventor ユーザ会
理事
森野 穣 氏
造船・大型産業機械など重工業向けのPDM・3D-CAD導入・運用支援を主な業務としており、その他にも3D-CADと産業用ロボットの連携システムの開発や、3D-Viewerによる設計分野以外での3Dモデル活用システムの開発や、三次元計測など3D-CAD周りの業務を幅広く担当している。また、昨年度よりAutodesk Inventor ユーザ会へ理事として参画し各種イベントの企画なども担当。
Autodesk Inventor ユーザ会
理事
林 弘幸 氏
Inventor使用歴は6年、2005年に Inventor Master 取得。'06年よりInventorユーザ会理事に参画し、現在は、テクニカル担当として主に Wish List の取り纏めなどを対応。
製品開発の最前線でご活躍の皆様、 “標準化”は進んでいますか？
製品開発の現場での“標準化”は、設計リードタイム短縮／製作・組立時間短縮／生産設備の簡素化／保守メンテ効率化／受発注管理コスト低減など、多くのメリットがあります。そして、皆様は、「仕事の仕方や製品ラインナップを整理する」や、「今まで培ってきた暗黙知を形式知に置き換える」など、更に開発効率を引き上げる為に“標準化”を実施されているかと思います。
本クラスでは、先に記したような「製品開発の広範囲の標準化」ではなく、「3次元設計で特に重要視すべき標準化の項目」について紹介します。3次元設計の環境では多くの「標準化すべき項目」がありますが、今回は、「必須」、かつ、「相応の効果を見込める」”標準化”について、過去の数十社へのコンサルティングの経験から事例を交えながら解説します。
株式会社クオリアル
ソリューションビジネス事業本部
岸中 裕 氏
1995年PTC Japan株式会社に入社。3D CAD を主体とした製造業コンサルタントとして80社余りの企業様へサポート活動を行ってきた。2004年に同社を退社、2005年に『CADの種類に縛られることなくお客様を成功に導くコンサルティング』を理念に掲げ、有志と共に株式会社クオリアルを設立し。現在は、シニアコンサルタントとして第一線の現場でコンサルティング活動に従事。
これからAutodesk Inventor を勉強する時に役立つ、「まずは掴んでおきたいこと」を紹介します。とても基本的な事、ちょっとした操作かもしれませんが、基本を知ることが活用への大切な第一歩です。本クラスでは、Autodesk Inventor の操作の特徴、ファイルやインタフェース、ブラウザについて、スケッチとは？拘束とは？2D図面は作れるの？などなど・・・を学習します。
マイクロ・コーチ
鈴木 喜久美 氏
オートデスク公認インストラクタとして3000社以上のトレーニングの実績を持ち、AutoCAD、AutoCAD LT を中心にAutodesk Inventor、AutoCAD Map 3D など幅広くトレーニングを担当。「ユーザにとって何が必要か」を常に念頭に置きながらトレーニングを行っています。
本クラスでは、
をわかりやすく解説します。
株式会社CAEソリューションズ
技術サポート事業部
安藤 効 氏
大学卒業以来、一貫して設計者向けCAEを推進のためにプリセールス活動からインストラクター、アフターサポートまで対応してきました。 今回のクラスでは、学生時代には学んだにも関わらず、意外と忘れられている材料力学やFEMの理論を、あえて数式ではなくイメージで直感的に分かりやすく伝えたいと思っています。
全自動お掃除トイレ“アラウーノ”の射出成形CAE を活用して新商品“アラウーノ S”を金型設計した事例を交えながら、Autodesk Moldflow の活用方法を紹介します。
アラウーノは外観が重視される商品であり、外観が重視される成形品は、製品肉厚やゲートの位置により成形不良（ウエルド等）が大きな課題となります。
また、エコものづくり観点から成形品へ樹脂を供給するランナーを適正形状にする取組みを行い、金型設計段階でウエルド等の成形不良抑制やランナー等の適正配置により、後戻りのない金型設計に活かせる方法も紹介します。
＜参考資料はこちら＞
※本クラスは、資料ならびに会期後の動画配信がございませんので、この場でしか聞けない貴重な機会をお見逃しなく！
※クラス内容、講師等につきましては、予告なく変更となる場合がございます。クラス会場内での撮影および録音はご遠慮ください。
