能代宇宙イベントに向けて、ロケットならびに Cansat を Fusion 360 を活用して設計、制作した学生チームにオートデスク賞を授与しました。
今まで誰も経験したことがないコロナ禍の制限がある中で、クラウドを活用して新しいチーム設計に取り組んだチャレンジが素晴らしいです。既存の手続きであるファイル毎の配布と管理から、今年初めて、Fusion 360 のクラウド同期を活用して、変更忘れと干渉の問題をなくし、また変更の自動かつリアルタイムに反映されることによる適切なデータを編集が可能となったことで、開発スピードが大きく向上したとのことで、機体の性能向上が楽しみですね。このロケットによる空撮画像も期待できますね。
モデリングから干渉チェック、解析やアセンブリ、3D プリンタ出力用のデータ作成まで Fusion 360 の機能を網羅性高く活用しています。「衝撃を最小化する」というミッションに近づけるために全体を俯瞰して設計に取り組んだことで、適材適所の材料選択が可能となり、全体の軽量化や機体全体を小型化することで、プロジェクトの成功に導いていますね。
Fusion 360 のモデリング、設計機能を使いこなしています。またプロジェクトの機体そのものもかっこよさにこだわり、それを説明するための資料にも Fusion 360 のレンダリング機能を上手に用いて、高いプレゼンテーション能力を発揮されています。具体的な軽量化の改善も数値化することでさらにそのパフォーマンス改善がわかりやすく伝わってきます。