リーグ戦 結果発表

Fusion 360 Virtual Academic Design League に参加しているチーム作品です!
どれも素晴らしい作品ですのでご覧下さい!

第 2 回:遊園地 各チーム発表作品

ポリゴンF

Polygon Planet!

作品名は『Polygon Planet!』です.ポリゴンジャー + 宇宙に浮かぶ星が名前の由来です.今回の作品は,宇宙にある星の形をした遊園地で,ポリゴンジャー,コラボットがのテーマパークという設定になっています.
まず,“遊園地”というテーマで作品を作るに当たって考えたのが,球状のモデルにすればおもしろいのではないか,ということです.通常,遊園地を作ろうとすると,平面にモデルを並べていくと思います.一方,球状のモデルにすることで,立体的で迫力があり,新しく面白いものに仕上げることができるのではないかと考えました.また,せっかくなのでこのように挑戦的なアイデアに取り組んでみよう!と思いました.
さらに,それだけではなく,遊園地のテーマを設定しました.この作品でいえば,『ポリゴンジャー,コラボットが宇宙中で人気になり,火星や月,色々なお客さんに来てもらえる場所』という設定にしました.これにのっとり,アトラクションのデザインにはコラボットやそのモデルとなった要素を取り入れるようにしています.これにより,遊園地の形だけでなく,遊園地の雰囲気にも統一性,一体感を生むことができました.また,アトラクション以外にも,軽食屋さんやショップ,ホテルなど遊園地を盛り上げる要素まで盛り込んだのもこだわりの一つです.
また,モデリングの工夫として,一つは作成するアトラクションの大きさを事前に決めておく,ということがあります.これにより,メンバーで作ったもののサイズが合わなくなる,ということを防ぎました.そして,それに加えて大切なことが,人のサイズ感を統一しておく,という点があります.これが一致していないと,アトラクションごとに椅子や扉の大きさが変わってしまい,雰囲気の破綻に繋がってしまいます.そこで,基準の人形を作成し,それを各自で参照しながらモデリングを進めました.これにより,モデルにもお客さんを並べることができ,レンダリング画像も充実させることができました.

今回はメンバーでもジョイントに不慣れな方も多く,難しいところもありましたがお互いに教えあったりアドバイスも含めて作品を完成させることができました.また,作品の設定も含めて仕上げることで,それをビデオプレゼンテーションにも生かすことができ,前回以上のものを創り上げることができたと思います.

ファイルが重すぎるほどに細かい所までこだわった今回の作品,是非お楽しみ下さい!!

審査員からのコメント

前回の作品を生かした作りで見てる側の期待も高まり、その期待を裏切らない完成度でしたね。みなさんがモーションに初挑戦した感想も興味深かったです。YouTuber的な紹介と写真を撮影する想定がバーチャルだけどリアル感があって良かったです。

ポアロ

君が宇宙の代表だ!

TEAM ポアロです。我々のチームでは、太陽系の惑星をイメージしたSPACE PARKという遊園地を作成しました。大学でメンバー全員が宇宙に関連した製作に関わっており、宇宙の魅力をゲストに提供できたら良いなということで生まれた遊園地です。それぞれの惑星の環境や特徴を生かしたアトラクションとなっていますので、ぜひ御覧ください。

審査員からのコメント

圧倒的な作品数が見事です。とても4名で作ったとは思えません。どの作品もレンダリングに凝っていて、発光や反射によるワクワク感の演出が伝わってきます。太陽系の惑星をイメージしたアイディアとオリジナリティがとてもよかったです。

distance

DistanceLand~夏の遊園地~

チームdistanceのアイデアと技術を集約した夏の遊園地を作りました。ひまわり型の土台に様々なアトラクションをまとまり良く配置しています。アニメーションも作りこみ、ほとんどの機構が動くようになっているほか、前回も登場したロボットキャラクターを配置し、楽しんでいる様子まで演出しました。噴水や屋台など遊園地にありそうな、盛り上がりそうな要素も頑張って作りこんだので、ぜひ細部までご覧ください。

審査員からのコメント

キャラクターが遊園地を案内してくれる動画面白いですね。VR視点で見える遊園地の景色がリアルで素晴らしかったです。遊園地全体が楽しく見えるように、アトラクション以外にもチカラを入れデザインした成果だと思います。

Individual Team C

VADL エアランド

  • 3年間続いた異星人との戦い、宇宙大戦はVADL社の新型量産機の導入により人間側の勝利で終結した。
  • こうして地球に再び平和が訪れたが、長きにわたる非常事態を乗り越えた人々は新たな娯楽を欲していた!
  • そんな中VADL社は宇宙大戦で培った技術力で空飛ぶ遊園地を作り上げる。

審査員からのコメント

空飛ぶ遊園地のコンセプトが面白いですね。飛行するモノ+アトラクションの設定の統一感が出ています。UFO型の空中ブランコは気絶ものですね。入場料や難易度など細かい所まで設定されていてバーチャルだけどリアル感があってよかったです。

ライフデザイン

シンデレラの遊園地

  • シンデレラの物語を遊園地をモチーフにしながら、大きくみた時にはパズルとなるようにした。
  • お伽話の良い意味での曖昧さ、柔らかい雰囲気、高揚感を形にしている。
  • スケールはボードゲーム的な小さなピースを集めた卓上にも置けるようになっている。
  • 卓上型とはいえ、ディテールは作り込みながら、また漫画的な緩やかさを全体イメージとした。

審査員からのコメント

シンデレラをモチーフにして統一感のあるデザインで質感も伝わってくる素敵な作品です。カボチャの馬車は車輪の回転とツルの動きの連動が凝っていましたね。ボードゲーム的な卓上型で動くアイディアが素敵でした。

DS

sweet in a dream

この作品のコンセプトは「ゆめかわいい遊園地」です。ゆめかわいい世界を実現するために、アトラクションや道、人など全てお菓子で表現することを設定しました。内容としては、まずアトラクションはティースタンドのメリーゴーランド、パフェの回転ブランコ、ドーナツのウォーターライド、カップケーキの観覧車です。そしてケーキのお城、チョコレートの池、金平糖の道、マシュマロのゲート、ジンジャーマンクッキーのお客さんやキャストなどがあります。まず世界観が伝わるように、お菓子らしさとゆめかわいさに配慮した配色で統一しました。背景に関しても、パステルカラーのグラデーションで雰囲気を演出しています。カメラアングルにもこだわり作成しています。それぞれの要素について、細かな部分も話し合いながら作り上げたことで「あったらいいな」と夢見る世界を作ることができたと思います。

審査員からのコメント

お菓子の遊園地というオリジナルなコンセプトで夢のある楽しい遊園地ができましたね。観覧車のモーションはあえて部分的に見せることにより迫力がありました。金平糖の通路、キャンディーのオブジェも華やかさを出しています。

どんぐり

ゆめかわ観覧車

遊園地とは、男の子も女の子も、ちびっこからおとなまで、誰もがときめく夢の世界。そんな夢の世界の中でもひときわ大きな建物、それが観覧車です。
でも大きいだけではありません。遊園地を巡った1日の締め、カップルの告白の場など、遊園地の主役たる存在、それが観覧車なのです。今回私たちは、そんな観覧車に「ゆめかわ」を詰め込みカタチにしました。

「ゆめかわ」とは「ゆめみたいにかわいい」という言葉の略語で、「ゆめかわいい」とも言われ、女の子がイメージする甘く幻想的でいて夢のような世界観やスタイルのことを表します
今回、私たちは5人それぞれが各2個のゴンドラを担当し、それぞれに我々の感じたそんな「ゆめかわ」を、そして各々の個性と共に形にしました。
また、ゴンドラ以外の部分も各自分担して作り上げ、細かい部分まで気を付けたモデリングを行ったほか、モーションリンクを初めて取り入れるなど、このグループの過去最高の作品に仕上がったと一同自負しています。

審査員からのコメント

「ゆめかわ」コンセプトの個性的なゴンドラが集まった観覧車が楽しそうですね。小さい子はどのゴンドラに乗るか迷いそうです。ゴンドラの内部や夜のライトアップされたモデリングは素敵でした。乗車口から見る観覧車の動きはいいアイデアですね。

お姉さんチーム

クリスタルパーク

コンセプトは、恐怖と楽しさを融合したテーマパークです。
前回の作品で生まれた、クリスタルペットを活かして、プールとウォータースライダーも楽しめる、観覧車がメインのテーマパークを作りました。
製作のポイントの1つ目は、クリスタルペットの足の部分が観覧車になっているところです。クリスタルペットの足が、観覧車の骨組みに利用できそうだということから思いつきました。また、ゴンドラを檻のようなカタチにしたことで、あたかもクリスタルペットに捕らえられてしまったかのような恐怖を味わえるようにしました。
2つ目のポイントは、クリスタルペットの鼻が伸びることを活かして、ウォータースライダーにしたところです。クリスタルペットの鼻の部分を通れたら、怖いし楽しそうだということから思いつきました。また、このウォータースライダーを遊園地の敷地から飛び出るほどのスケールにすることと、スライダー部分をガラスで透明にし、外や下の景色をみえるようにすることで、さらに恐怖感を出しました。
このテーマパークを考えた背景としては、前回製作したクリスタルペットへの愛着がものすごく湧いたことが挙げられます。私たちに愛着を湧かせる大きな理由となっている、クリスタルペットの車輪型の足と、長く伸びる鼻という特徴をうまく活かせたと思います。
見てほしいところは、クリスタルペットでできた観覧車と、ウォータースライダーが遊園地のスケールを超えて大迫力なところ、そして遊園地内からあふれんばかりのクリスタルペットが園内をうろついているところです。

審査員からのコメント

お姉さんチーム今回も尖っていて素敵です。クリスタルペットの万能感がたまらないですね。前回の作品の愛着感があるからこそのアイディアで恐怖と楽しさのコンセプトが感じられるオリジナリティ溢れる作品で良かったです。

WATCH THIS!!!

The Park watch this

まずこの作品のコンセプトは、視覚的感動・美しさを念頭におきザハ・ハディドの様な建築物をモチーフとし近未来感や流線型のデザイン、イルミネーションを中心とした全く新しい遊園地(テーマパーク)を制作する事である。

また、近年のSNSの発達に伴ってinstagramやTikTokなどの媒体を通じて写真や映像によるインターネットでの拡散によってユーザ自らが広報をする事によってコスト削減につながると同時に口コミで人気を広げる事が経営戦略・この遊園地の強みの一つである。
この遊園地には4つのアトラクションとお土産ショップ、オブジェクトがあります。

1つ目は、POTATO14というアトラクション名のジェットコースターである。中里優斗が原案を担当し、山崎史依がFusion360での制作を担当した。このアトラクションは、近未来感を演出するため上海ディズニーランドにある様なバイク型のジェットコースターにし、バイク型のジェットコースターという点が独自性・希少性を生んでいる。また、車体の車輪と連結部を作り込んでいる。

2つ目は、STAR BUBBLEというアトラクション名の観覧車です。勝方正宗が原案を担当し、山崎史依がFusion360での制作を担当した。このアトラクションは、従来の簡素なデザインを一新し、奥行き・流線型を使った大胆なデザインを体現している。また、人が乗るカプセルには溝がついており、重力の力だけでカプセルが回転し、床の向きを水平に保っている。白と黒を基調に光の使い方にこだわり夜景でも美しさを感じる事ができる。

3つ目は、WARTER HIVEというアトラクション名の水中観覧車である。酒井遼が原案を担当し、山崎史依がFusion360での制作を担当した。このアトラクションは、これまでみたことも無い水中の観覧車を制作した。そして水中にある2つのタイヤが回転する事によって、アトラクション自体が回転する。ハニカム構造を使用し耐震性を担保しかつかわいくておしゃれな蜂の巣をつくる事ができた。

4つ目は、ZEROGRAVITYというアトラクション名のコーヒーカップである。山崎史依が原案、Fusion360での制作を担当した。このアトラクションは、カップを山荘に分ける事によって近未来感とスタイリッシュさを強調している。また、土台とカップ底面には電磁石が取り付けてあり、それにより浮遊して回転する。体が浮くスリルとSF感を存分に味合う事ができる。

5つ目は、というアトラクション名のメリーゴーランドである。酒井遼が原案を担当し、山崎史依がFusion360での制作を担当した。このアトラクションは、複雑な図形を組み合わせ、漏れ出る太陽光を活かした構造になっている。また曲線美だけではなく、あえてポリゴンにする事によって近未来感を演出している。

次に、お土産ショップとオブジェクトについて説明する。
卵の木という名前のお土産ショップは入り口のすぐ近くにあり、卵のような形で木材を使用した温かいデザインになっている。このお土産屋さんでは、WATER HIVEというアトラクションをモチーフにしたはちみつタルトを売っています。パッケージやラベルはまるで店頭に売っているかのよう!
オブジェクトは主に2種類あり、それぞれこのパークの良さを引き出させている。

1つ目は、LIGHT TREEという照明である。昼には現代的なオブジェクト、夜にはイルミネーションになる二重螺旋構造をもとにしている。昼には太陽光を吸収する事によって、電力を補っている。

2つ目は、T R E Eです。ただの3色の木ですが、これがあるだけで近未来感バチバチなアトラクションだらけのパークを和やかにし、調和をとっている。

審査員からのコメント

近未来感溢れていて、本当に将来こんな遊園地があったら大人も子どもも喜びますね。森林があるのが自然も感じることができて素敵でした。チームで案を出し合い、それをFusion 360で3Dの具現化がきちんとできていて素晴らしい作品でした。

Fusion 伊都チーム

Ito Coaster

広大すぎると言われている九州大学伊都キャンパスを舞台に、巨大ジェットコースターを作ってみました。そびえ立つビル群をスレスレに疾走していくスリル満載のアトラクションとなっています。また、コースターの車体はイノシシをイメージしてモデリングしてみました。由来は、伊都キャンパスは豊かな自然に囲まれており時たまイノシシが出るというエピソードから来ています(笑)。開放感と勇ましさを追求した設計となっており、見るだけでコースターのスリル感が想像できますし、乗ってみるとより一層の爽快感が得られるのではないでしょうか!

審査員からのコメント

ジェットコースターを学校に作ることによって、自分たちの学校紹介にもなっていて興味をそそるプレゼンテーションです。カラーは募集中とのことでしたがファイヤーパターンが似合いそうなモデリング もかっこよかったです。

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