ポリゴンF
Polygon Planet!

作品名は『Polygon Planet!』です.ポリゴンジャー + 宇宙に浮かぶ星が名前の由来です.今回の作品は,宇宙にある星の形をした遊園地で,ポリゴンジャー,コラボットがのテーマパークという設定になっています.
まず,“遊園地”というテーマで作品を作るに当たって考えたのが,球状のモデルにすればおもしろいのではないか,ということです.通常,遊園地を作ろうとすると,平面にモデルを並べていくと思います.一方,球状のモデルにすることで,立体的で迫力があり,新しく面白いものに仕上げることができるのではないかと考えました.また,せっかくなのでこのように挑戦的なアイデアに取り組んでみよう!と思いました.
さらに,それだけではなく,遊園地のテーマを設定しました.この作品でいえば,『ポリゴンジャー,コラボットが宇宙中で人気になり,火星や月,色々なお客さんに来てもらえる場所』という設定にしました.これにのっとり,アトラクションのデザインにはコラボットやそのモデルとなった要素を取り入れるようにしています.これにより,遊園地の形だけでなく,遊園地の雰囲気にも統一性,一体感を生むことができました.また,アトラクション以外にも,軽食屋さんやショップ,ホテルなど遊園地を盛り上げる要素まで盛り込んだのもこだわりの一つです.
また,モデリングの工夫として,一つは作成するアトラクションの大きさを事前に決めておく,ということがあります.これにより,メンバーで作ったもののサイズが合わなくなる,ということを防ぎました.そして,それに加えて大切なことが,人のサイズ感を統一しておく,という点があります.これが一致していないと,アトラクションごとに椅子や扉の大きさが変わってしまい,雰囲気の破綻に繋がってしまいます.そこで,基準の人形を作成し,それを各自で参照しながらモデリングを進めました.これにより,モデルにもお客さんを並べることができ,レンダリング画像も充実させることができました.
今回はメンバーでもジョイントに不慣れな方も多く,難しいところもありましたがお互いに教えあったりアドバイスも含めて作品を完成させることができました.また,作品の設定も含めて仕上げることで,それをビデオプレゼンテーションにも生かすことができ,前回以上のものを創り上げることができたと思います.
ファイルが重すぎるほどに細かい所までこだわった今回の作品,是非お楽しみ下さい!!
審査員からのコメント
前回の作品を生かした作りで見てる側の期待も高まり、その期待を裏切らない完成度でしたね。みなさんがモーションに初挑戦した感想も興味深かったです。YouTuber的な紹介と写真を撮影する想定がバーチャルだけどリアル感があって良かったです。