取られてなるものか！

大事な友達からの手紙、宝石の指輪や黒歴史ノート…
取られたくないし、見られたくないですよね？
ただの箱だと遊びに来た友達に開けられちゃうかもしれない…
不安ですよね。
そんなあなたに、この宝箱を！
今回のこだわりは「絶対に開けない宝箱」です。
宝箱らしい形とカラーリングに、十桁のダイヤル式ナンバーロック・三桁の暗証番号・鍵が三種類・顔認証・両手の指紋認証の六個のセキュリティーがあり、持ち主以外では開くことができないようにしました。
暗証番号のメモを忘れずに！誰も開けなくなりますよ！

出箱

家が火事になったとき、一番失いたくないモノ、私にとってそれは手紙でした。
達筆できれいな字で書かれた父親の手紙、高校のときお母さんみたいに面倒を見てくれた先生からの手紙、毎年誕生日の時にくれる 10 年来の親友からの手紙など。
この手紙たちを大切に保管できる宝箱を作りました。
紐のように見える鍵を開けると、オルゴールから懐かしい曲と香りが一緒に流れ出てきて、過去と一緒に手紙の内容を思い出させます。
手紙だけでなく、思い出や過去も保管してくれる宝箱です。

いつまでも大切な宝物を

今回、私が応募した「私の宝箱」のテーマ作品は、ゲームの世界や西洋の冒険家が探していそうな、「アンティークな宝箱」をモデリングしました。
この宝箱をモデリングするにあたって、私は RPG や物語に出てくる遺跡などが大好きなので、ゲームでよく出てくる宝箱をイメージしモデリングしました。
今回私がこだわったポイントは、やはり装飾です。一つの面のデザインの統一性。そしてその中に少し物語が生まれるようなデザインを目指しスケッチしました。
そしてもう一つ、こだわったポイントがあります。
それは宝箱の中身です。
宝箱の中に、一本の剣が刺さっています。これは子供の時、私が遊んでいたおもちゃの剣をイメージし、モデリングしました。幼い頃の思い出は、皆さんの中にもあるかけがえのない宝物だと思います。
なので、この宝箱には大人になっても忘れない大切な思い出を入れました。皆さんも、幼い頃や、今でも大切にしている思い出を、一つの箱に入れてみてはいかがでしょうか。